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バージョン管理を始めよう

動いていたコードに手を加えたら突然壊れてしまった——そんな経験はありませんか?何を変えたか思い出せず、「動いていたときに戻れたらいいのに…」と思うはずです。バージョン管理はまさにビデオゲームのセーブポイント。コミットを作るたびに復元ポイントができ、必要なときにいつでも戻れます。GitHub を使えば、そのセーブポイントをクラウドに保存して安全にバックアップできます。

主要な概念

必要なもの

ステップ1:GitHubアカウントを作成

  1. ブラウザで github.com
  2. Sign up をクリック
  3. メールアドレス・パスワード・ユーザー名を入力
  4. 案内に従って本人確認を完了

ステップ2:GitHub Desktopをインストール

  1. desktop.github.com を開き、Download をクリック
  2. ダウンロードしたファイルを開いてインストール
    • Windows:インストーラーをダブルクリックすると自動でセットアップ&起動
    • Mac:ダウンロードした.zipファイルを開き、GitHub DesktopをApplicationsフォルダへドラッグして起動

ステップ3:GitHub Desktopにサインイン

  1. アプリを開き Sign in to GitHub.com
  2. ブラウザが自動で開くので Authorize desktop
  3. アプリに戻り Finish でセットアップ完了

ステップ4:最初のリポジトリを作る

  1. GitHub Desktop のトップ画面で Create a New Repository on your Hard Drive
  2. 次のように入力:
    • Name: my-first-project
    • Description: Learning version control(任意)
    • Local Path: 保存先(Documentsなど)
    • Initialize this repository with a README にチェック
  3. Create Repository をクリック

ステップ5:フォルダを開いてみる

ステップ6:READMEを編集

  1. README.md をメモ帳/TextEdit/VS Codeなどで開く
  2. 内容を以下に書き換え、保存
    # 初めてのプロジェクト
    
    GitHub Desktopでバージョン管理を学習中です。
    
    ## 作成するもの
    
    このプロジェクトで学ぶこと:
    - コードの変更を追跡する
    - セーブポイント(コミット)を作成する
    - 作業をGitHubにバックアップする
    

ステップ7:初めてのコミット

  1. GitHub Desktopに戻ると差分が表示される(緑=追加、赤=削除)
  2. 左下のメッセージ欄に プロジェクトの説明を追加 と入力
  3. Commit to main をクリック

ステップ8:GitHubにプッシュ

  1. 画面上部の Publish repository をクリック
  2. 必要に応じて「Keep this code private」をオン/オフ
  3. Publish Repository を押して完了

これで https://github.com/YOUR-USERNAME/my-first-project にリポジトリが公開されました。

次のステップ

トラブルシューティング

症状 対処
GitHubにサインインできない ネット接続を確認。まずブラウザでgithub.comにログインできるかチェック
変更が表示されない ファイルを保存したか確認。Repository > Refresh またはアプリ再起動を試す
Pushがrejectedと言われる 他の人が先にPushした可能性。Fetch origin → もう一度Push

基本ワークフロー

  1. ファイルを編集・保存
  2. GitHub Desktopで差分を確認
  3. 説明的なメッセージを付けて Commit to main
  4. Push origin でGitHubにバックアップ
  5. 繰り返す

Steven Ge 作成(2025年12月7日)