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WindowsでClaude Code(WSL)とRStudioを使用する

WindowsのRStudioでRコードを実行しながら、WSLのUbuntu内のClaude CodeでAI支援を受ける方法を学びます。このチュートリアルでは、同じDocumentsフォルダを共有しながら両者を切り替えて使用します。RStudioでRプロジェクトを作成し、基本的なコードを記述した後、UbuntuターミナルのClaudeに可視化やPCA解析を生成させ、R Markdownレポートまで仕上げます。

主要コンセプト

必要なもの


ステップ1:WindowsでRStudioを開く

ステップ2:新規Rプロジェクトを作成

ステップ3:新規Rスクリプトを作成

ステップ4:初期コードを手書き

iris.R ファイルに以下のコードを入力します:

data(iris)
str(iris)
summary(iris)

ステップ5:Ubuntuターミナルを開く

ステップ6:プロジェクトフォルダへ移動

ステップ7:Claude Codeを起動

ステップ8:散布図コードを追加

Claude Codeの起動が遅い場合は、初期化が完了するまで待ちましょう。その後、以下のリクエストを入力します:

iris.Rに、がく片の長さと幅の散布図を種別ごとに色分けして作成するコードを追加してください。ggplot2を使用してください。

ステップ9:RStudioで新しいコードを実行

ステップ10:散布図を改良

ステップ11:改良されたプロットを表示

ステップ12:PCAプロットを追加

ステップ13:PCA解析を実行

ステップ14:レビューとコメント追加をClaudeに依頼

ステップ15:R Markdownを作成

ステップ16:R Markdownファイルをニット


トラブルシューティング

症状 対処
WSLで Permission denied C:/ ではなく /mnt/c/ パスを使用。ユーザー名の綴りを確認
RStudioが更新を検知しない File > Reopen with Encoding > UTF-8 で手動リロード
claude: command not found インストールガイドを再確認。Ubuntuターミナルを開き直す
プロットが表示されない RStudio Consoleで install.packages("ggplot2") を実行
cannot change working directory Windowsのユーザー名にスペースがある場合、cd "/mnt/c/Users/Your Name/Documents/..." のように引用符で囲む
初回リクエストが遅い 30〜60秒待てば初期化され、その後は高速化します

次のステップ

ワークフローまとめ

このハイブリッドセットアップは両方のツールの長所を組み合わせます:

ワークフローはシンプルです。UbuntuターミナルのClaudeでコードを記述・編集し、すぐにRStudioでテストして実行します。ファイルのコピーや手動同期は不要で、WSLとWindowsが同じファイルをシームレスに共有します。


Created by Steven Ge on December 11, 2025.